ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

メディパルHD、埼玉県に235億円投じ新物流拠点竣工

2017年2月2日 (木)
メディパルHD、埼玉県に235億円投じ新物流拠点竣工
空白

ロジスティクスメディパルホールディングスは2日、子会社メディセオが医療用医薬品や医療材料を供給する新たな拠点として建設しているグループ最大規模の物流センター「埼玉ALC」(埼玉県三郷市)が、3日に竣工すると発表した。設備投資額は235億円。

メディパルホールディングスグループでは、「安全・安心・ローコスト」を追求した新しい流通体制を構築するため、ALCの全国展開を進めており、現在は神奈川、南大阪、名古屋、札幌、東北、南東京、福岡の7拠点が稼働している。

埼玉ALCは、医薬品・医療材料・医療機器・臨床検査試薬などさまざまな医薬品を取り扱うフルラインセンター。得意先に近い立地に3万SKU以上の商品を取り揃え、顧客へ直接配送することにより、受注から納品までのリードタイム短縮を実現した。

延床面積は5万4963平方メートルで地上5階建て、埼玉、栃木、群馬、千葉、東京、新潟をカバーする埼玉県三郷市に建設する。

メディパルHD、埼玉県に235億円投じ新物流拠点竣工

センターには独自に開発した需要予測システムにより在庫を適正管理し、過剰在庫と品切れが生じないように1品目ごとにコントロールする。免震構造とするほか、自家発電設備、災害時の緊急配送用バイクを配備した。

システム・通信の二重化などにより地震などの自然災害時にも安定して供給できる体制を整えた。また、ID認証システムで庫内のセキュリティも確保している。

■埼玉ALC概要
名称:メディセオ埼玉ALC
所在地:埼玉県三郷市上彦川戸852-1
敷地面積:3万5751平方メートル(1万814坪)
建築面積:1万4969平方メートル(4528坪)
延床面積:5万4963平方メートル(1万6626坪)
構造・規模:鉄骨造(杭頭免震)、地上5階建て
投資額:235億円
カバーエリア:埼玉、栃木、群馬、千葉、東京、新潟
出荷金額(稼働当初):年間3500億円
稼働開始日:2017年3月