ロジスティクスニッコンホールディングスが3日発表した4-12月期決算は、減価償却費の増加で減益となった運送事業を倉庫・梱包・テストの3事業でカバー、全体では増収増益となった。
運送事業は貨物取扱量の増加により1.2%の増収、営業利益は減価償却費の増加で2.2%の減益となった。倉庫事業では積極的案設備投資と営業活動を行ったものの売上高は0.7%の微増にとどまった。営業利益は減価償却費の増加があったが保管効率の向上などで4.9%増加。
梱包事業は業務量増加により9.3%の増収、営業利益は増収効果や業務の効率化が寄与し25.4%と大幅な増益。テスト事業は業務量増加で10.7%の増収、営業利益は33.1%の増加となった。
■第3四半期(2017年3月期)
期初からの累計実績(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 | 直近3か月(百万円) | 前年同期比 |
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売上高 | 133,673 | 3.7% | 43,638 | 2.6% | |
営業利益 | 13,508 | 8.6% | 10.1% | 4,459 | 0.8% |
経常利益 | 14,462 | 9.7% | 10.8% | ||
最終利益 | 9,889 | 15.0% | 7.4% |