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両備G、ミャンマーに9温度対応の冷凍冷蔵倉庫起工

2017年2月6日 (月)
両備グループ、ミャンマーに9温度対応の冷凍冷蔵倉庫起工
空白

拠点・施設両備ホールディングスは6日、ミャンマー・ヤンゴン市のティラワ経済特区に最新の冷凍冷蔵倉庫を起工したと発表した。投資額は29.7億円。

倉庫は延床面積3万4824平方メートルで、9段階の温度帯に対応する。冷媒としてフロンが一般的に使用されるミャンマーで、初めて省エネ冷凍システム(NH3+CO2冷媒)を導入し、年間125トンの二酸化炭素の排出を削減する。

電力が安定していないミャンマーでも安定して保管ができるよう、48時間停電してもバックアップする補助電源を設けるほか、防塵・防虫・防鼠のためのドックシェルター、ドックレベラー16基を設置する。入居企業向けオフィスは6室併設する。

両備グループ、ミャンマーに9温度対応の冷凍冷蔵倉庫起工2

■ミャンマー倉庫事業概要
建築場所:Thilawa SEZ ClassA Development B9
敷地面積:5万106平方メートル(うちPhase1は2万5584平方メートル使用)
階数:鉄筋コンクリート造+鉄骨造2階建スロープ式
延床面積:3万4824平方メートル
常温倉庫:1万4963平方メートル
定温倉庫:1176平方メートル(2室)
冷蔵倉庫:2409平方メートル(3室+CHAMBER ROOM+PASS WAY)
冷凍倉庫:1984平方メートル(3室)
事務所ほか:事務所1103平方メートル(8室)、その他食堂、休憩室、機械室など
車両バース:53か所(1階31か所、2階22か所)
投資金額:29.7億円(USD1=110円換算)土地4.13億円、建設19.48億円、その他設備、運転資金
特長:SEZ内での保税機能、防塵・防虫・防鼠のためのドックシェルター完備、保管商品に適合した温度帯管理(冷凍、冷蔵、定温、常温)、環境(CO2排出)に適合した最新型冷凍設備(NH3+CO2冷媒)、荷役効率を最適化する設備(スロープによる2階部分車両直接乗り入れ、ドックレベラー16基設置)
着工:2017年2月4日
竣工:2018年5月