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静岡ガス、袖師基地の再出荷設備で初のLNG販売

2017年2月7日 (火)

荷主静岡ガスは6日、清水LNG袖師基地の再出荷(リロード)設備を用いたLNG販売を初めて行った、と発表した。

同社はことし4月からのガス小売自由化に向けて拡大するLNG取引の流動化を取り込み、原料調達価格の低減につなげるため、LNG基地の新たな活用の可能性を追求する取り組みとして、2016年4月にいったん貯槽に受け入れたLNGを再度LNG船に積み込むためのリロード設備を完成させた。

同年6月にはシェルグループのシェル・イースタン・トレーディング社(シンガポール)とLNG販売に関する売買契約を締結。今回はその契約に基づき、初めて袖師基地のリロード設備を用いて販売した。