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高松港コンテナターミナル、出入管理情報システム導入

2017年2月9日 (木)

サービス・商品香川県は、高松港コンテナターミナルに本人確認、所属確認、目的確認の「三点確認」を確実・円滑に実施する出入管理情報システムを導入し、8日から試験運用を開始した。全国の重要港湾や四国の港湾で同システムを導入するのは高松港コンテナターミナルが初めて。

国際航海船舶の利用が一定回数以上となるふ頭施設は「重要国際埠頭施設」とされ、制限区域内に人や車両が立ち入る際に入場者が本人であること、所属、立入目的の三点確認の実施が義務付けられている。

高松港コンテナターミナルでは三点確認を確実で円滑に行うため、国土交通省が導入を進めている同システムを試験運用することにした。システムはカードリーダーでPS(ポートセキュリティ)カードを読み取るなどして制限区域への人の出入りを管理するもので、国際戦略港湾、国際拠点港湾から段階的に導入され、全国11港に導入済み。

高松港コンテナターミナルでは、警備員が高松港管理事務所発行のスタッフカードで三点確認を行う、スタッフカードの有効期限が切れていないこともチェックしている。システムの導入で警備員が目視で実施している三点確認をカードリーダーで照合する方式に切り替えることで、確実で素早い点確認が可能になる。失効状況のリストも自動更新となる。

3月31日までの試験運用期間中はPSカードだけでなくスタッフカードでも入場できるが、その後はスタッフカードは廃止されることから、同カードで入場できなくなる。