ロジスティクスC&Fロジホールディングスが10日発表した2016年4-12月期(第3四半期)決算は、売上高792億8200万円、営業利益35億4000万円、最終利益23億4100万円となった。通期予想に対する進捗は売上・利益ともに順調。
ヒューテックノオリンと名糖運輸が2015年10月に経営統合して発足した同社は、両社がそれぞれ強みとしていた保管在庫型物流(DC)事業と通過型センター(TC)事業が両輪となっている。
DC事業は新設したヒューテックノオリン埼玉支店(さいたま市岩槻区)が安定稼働に入ったほか、関西圏で新規業務の受託、既存店所の取扱物量増加があった。新拠点の立ち上げに伴う初期費用、人件費の増加が影響した面もあったが、グループ内で既存施設の共有化を進めるなどして利益も増益を確保した。
TC事業は食品メーカーから新規業務を受託し、既存顧客の取扱物量も増えた。またコンビニエンスストア事業の不採算部分を改善し、事業の内製化に主眼を置いてグループ内車両の配車効率を高めた。
■第3四半期(2017年3月期)
期初からの累計実績(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 | 直近3か月(百万円) | 前年同期比 |
|
売上高 | 79,282 | 70.9% | 26,900 | -- | |
営業利益 | 3,540 | 95.0% | 4.5% | 1,375 | -- |
経常利益 | 3,455 | 92.2% | 4.4% | -- | -- |
最終利益 | 2,341 | -56.4% | 3.0% | -- | -- |