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自動車重量税納付書19万件を誤廃棄、北陸信越運輸局

2017年2月13日 (月)

国内北陸信越運輸局は10日、保存期間が満了していない自動車重量税納付書19万件近くを誤って廃棄していたと発表した。廃棄処分した自動車重量税納付書は、廃棄処分受託事業者による破砕処理などが行われたことを確認しており、個人情報の外部流出はないという。

誤廃棄の判明に伴い、同運輸局は誤って廃棄した新潟運輸支局と長野運輸支局に厳重注意し、再発防措置を講じるよう指示。管内のほかの運輸支局などに対しても適正な行政文書管理体制の確立を徹底するよう指示した。

誤廃棄が判明したのは新潟運輸支局長岡自動車検査登録事務所と長野運輸支局で、新潟運輸支局長岡自動車検査登録事務所では保存期間の5年が満了していない「2011年4月1日から12年3月31日」まで244日分、18万4981件の継続検査に関連する自動車重量税納付書を誤って廃棄していたことが2月2日に判明した。

また長野運輸支局は11年8月29日から11年9月28日まで21日分、3281件の新規登録に関連する自動車重量税納付書を誤廃棄していたことが2月3日に判明した。

同運輸局では「自動車関係行政に対する信頼を著しく低下させるもので、誠に申し訳ない」と陳謝している。