ロジスティクス三井倉庫ホールディングスが13日発表した2016年4月から12月まで9か月間(第3四半期)の決算は、8月末に取引先の韓進海運が経営破綻した影響を好調な自動車関連貨物や航空貨物輸送などでカバーし、増収増益となった。不動産事業は減収増益。
ただし、アジアの関係会社が借り入れている米ドル建て借入金6億1300万円の営業外費用(為替差損)を計上、3PL関連業務のプロジェクト案件の遅れもあり、通期予想は売上ベースで30億円、経常利益で11億円の下方修正を行った。
■第3四半期(2017年3月期)
期初からの累計実績(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 | 直近3か月(百万円) | 前年同期比 |
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売上高 | 169,810 | 14.1% | 57,997 | 13.6% | |
営業利益 | 4,489 | 69.3% | 2.6% | 2,156 | 71.8% |
経常利益 | 2,615 | -- | 1.5% | -- | -- |
最終利益 | 406 | -3.7% | 0.2% | -- | -- |