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ヤマト、シンガポール・中国間で小口混載の定期輸送開始

2017年2月13日 (月)

ロジスティクスヤマトホールディングスは13日、マレーシアに本拠を構える越境陸上幹線輸送会社「OTLグループ」への出資を完了したのに合わせ、シンガポール・中国間の陸上幹線輸送ネットワークと東アジア、東南アジアに展開している各国の小口輸送ネットワークを結び付け、定期的に幹線輸送を行う小口混載輸送(LTL)サービスの提供を15日から開始する、と発表した。

シンガポールから中国までの6000キロの陸上幹線輸送ネットワークと東南アジア、中国で展開している小口輸送ネットワークを組み合わせ、集荷から配達まで一貫したドア・ツー・ドアのクロスボーダー小口混載輸送サービスを開始するもの。

各国の国境付近に保税倉庫を展開し、自社社員・車両でサービスを運用することで、素早さと高品質を兼ね備えた越境陸上輸送を提供する。マレーシア、タイ、ベトナムなどでエアサスペンショントラックによる高品質な輸送も可能だという。

運行スケジュールは、区間によって週2、3便の定期的な幹線輸送とし、需要に合わせて拡大を検討する。新サービスは全車両がGPSによる位置確認、CCTVカメラによるコンテナ監視、コンテナの解錠を本社で一括管理する「E・Lockシステム」に対応。貸切輸送(FTL)サービスとして、「冷蔵・冷凍輸送サービス」「重量・大型貨物輸送サービス」「危険品輸送サービス」なども提供していく。

■主な輸送区間とリードタイム
香港・ハノイ:発送日プラス2日
深セン・ハノイ:発送日プラス1日
ハノイ・バンコク:発送日プラス2日
バンコク・ペナン:発送日プラス1日
ペナン・クアラルンプール:発送日プラス1日
クアラルンプール・シンガポール:発送日プラス1日
深セン・シンガポール:発送日プラス7日