パナ、食品小売向けに冷凍冷蔵設備運用支援

サービス・商品パナソニックは15日、子会社のパナソニック産機システムズが食品小売業向けに効率的な店舗開発やエネルギーマネジメント、保全業務を支援する「食品小売業向け冷蔵・冷凍設備運用サービスエスクーボシーズ」の提供を4月1日から開始する、と発表した。

パナソニックが食品小売企業に代わり、冷凍・冷蔵設備の導入から省エネ運用・保守メンテナンスまでを月々のサービス利用料で一括で行うサービスで、同社は「初期投資コストと運用にかかわる業務負担を抑え、食品を冷やすという価値自体を提供するもの」だと説明している。

具体的には、店舗の設備の状況分析を行い、投資する店舗の選定を支援する。また、IoTを活用した遠隔監視により故障予知を行いながらメンテナンス効率を上げ、AIを活用して運転データを解析、遠隔制御することで店舗環境にあわせた省エネ運転を行う。

投資する店舗の選定から遠隔監視制御による保守メンテナンスの効率化と省エネ運用までのトータルサービスを行うことで、メンテナンスコストやエネルギーコストを抑えるとともに、「限られた投資予算の中でより多くの店舗改装が可能になる」としている。

パナソニック産機システムズは、「エスクーボシーズ」などのクラウドサービスビジネスで2018年度100億円の売上を目指す。

■詳細
https://s-cubo.biz/

■問い合わせ先
パナソニック産機システムズ
コールドチェーン営業本部CCマーケティング統括部ストアプランニング部
東京都墨田区押上1-1-2
TEL：03-6364-3448（直通）