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JR貨物、モーダルシフト対応へ臨時貨物列車運行

2017年2月16日 (木)

ロジスティクス日本貨物鉄道(JR貨物)は15日、3月上旬から4月初旬にかけて、15本の臨時貨物列車を運転するほか、86本の貨物列車の曜日運休を解除し、12フィートコンテナ換算で1万560個(5万1800トン)の輸送力を増強すると発表した。

2016年度の鉄道コンテナ輸送は、昨年4月に発生した熊本地震や8月以降相次いで上陸した台風など、自然災害の影響を受けているものの、近年のトラックドライバー不足への対応やCO2削減といった環境への配慮を目的に、鉄道へのモーダルシフトの動きが引き続き顕著となっている。

特に3月は年度末で輸送需要が旺盛となり、中旬以降は引っ越し貨物の増加も見込まれていることから同社は「昨年12月と同等以上のトラックドライバー不足となることが想定される」とし、これに対応するため、輸送力を増強することとした。