大阪港、輸入額が10か月ぶりプラス

調査・データ大阪税関が20日発表した大阪港の1月の貿易概況（速報）によると、輸入額は4252億1300万円（前年同月比5.4％増）で、10か月ぶりにプラスとなった。

主要地域では対米国、アジア、中国で増え、品目では衣類・同附属品（7.7％増）、玩具・遊戯用具（2.5倍増）、バッグ類（22.8％増）などが増加した。

一方輸出は、2312億8900万円（0.7％減）で3か月ぶりにマイナス。地域別では米国、EU、中国がプラスだったものの、アジアでマイナスとなった。品目別では、主に半導体など電子部品（17.7％減）、非鉄金属（15.2％減）、ガラス・同製品（61.5％減）が減少。