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三井造船、6万トン型ばら積貨物船完成

2017年2月22日 (水)

荷主三井造船、6万トン型ばら積貨物船完成三井造船は22日、玉野事業所(岡山県玉野市)で建造していたアリストマリタイム社(パナマ)向け6万重量トン型ばら積み貨物船「インディゴブリーズ」が完成し、同日引き渡したと発表した。

同船は三井造船の環境対応・低燃費船ラインアップ「neoシリーズ」の第三弾で、6万重量トン型バルクキャリアー「neo60BC」としては22番船となる。

従来のパナマックス幅で載貨重量6万トン以上を確保し、大型化しながらも港湾や航路の汎用性を維持。石炭、鉄鉱石、小麦、大麦、大豆などのバラ積み貨物に対応するほか、長尺物やホットコイルといった半製品の輸送にも適している。

船首、船尾には新開発の省エネ船型を採用し、平水中の抵抗推進性能や波浪中の耐航性、操縦性にも配慮した。

■主要目
全長:199.99メートル
幅(型):32.25メートル
深さ(型):18.5メートル
総トン数:3万4578総トン
載貨重量トン数:6万430メトリックトン
主機関:三井-MANB&Wディーゼル機関6S50ME-B9.3(1基)
航海速力:14.5ノット(常用出力)
最大搭載人員:25人
船級:NK
船籍:マーシャル諸島共和国
引渡日:2017年2月22日