サービス・商品ZMPは22日、屋内位置検出システムとレーザーレンジファインダーを搭載した小型自律移動ロボットの販売を同日から開始する、と発表した。
マルチセンシング自律移動ロボット「Khepera(ケペラ)IV」に屋内位置検出システムとレーザーレンジファインダーを搭載し、周辺環境認識パッケージとして売り出す。
直径140ミリのコンパクトな本体にカメラ、12個の赤外線センサー、5個の超音波センサーを備え、パッケージには汎用的なC言語で制御プログラムが開発できる環境がセットされる。移動機構は独立二輪駆動方式を採用し、4-7時間の長時間実験が可能。
あらかじめ天井にマーカーを貼り付けておくことで、屋内位置検出システムで検出した結果とレーザーレンジファインダーの周囲形状の検出結果を統合し、高精度に自己位置を推定できる。また、外部から電池交換が可能なバッテリーキットを搭載する。
パッケージは99.4万円(税別)。
■ケペラIV周辺環境認識パッケージの詳細
http://www.zmp.co.jp/products/kheperaiv