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ヤマハ、インドネシアとインドに楽器生産工場新設

2017年2月23日 (木)

拠点・施設ヤマハは22日、新興国の中間所得者層を中心とした楽器・音響機器への需要対応とシェア向上を目的に、インドネシアとインドに工場を新設すると発表した。

インドネシアで3月にに製造子会社「ヤマハ・ミュージカル・プロダクツ・アジア」を設立し、工場を新設する。この工場では電子楽器・ピアノ部品を生産するほか、インドネシア内にある5つの既存工場とあわせて生産品目の適正化を行い、楽器・音響機器全体での収益力強化と生産能力増強を図る。

インドでは、連結子会社「ヤマハ・ミュージック・インディア」に増資し工場を新設。これにより製販一体のオペレーションを実現し、顧客ニーズを取り入れた商品の生産・販売を目指す。また、今後の需要拡大が期待される新興国市場に対する楽器・音響機器の重要な供給拠点の役割も担う。

■インドネシアの設立子会社概要
社名:ヤマハ・ミュージカル・プロダクツ・アジア
所在地:インドネシア・ブカシ
出資比率:ヤマハ100%(間接所有含む)
事業内容:電子楽器、ピアノ部品などの製造
設立時期:2017年3月
操業開始:2018年8月

■インドの新工場概要
所在地:インド・タミル・ナドゥ
生産品目:ポータブルキーボード、アコースティックギター、PA機器
操業開始:2019年1月