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中部運輸動向、昨年11月の特積み8.2%増加

2017年2月28日 (火)

国内中部運輸局はこのほど、中部地方の昨年11月分の運輸動向をまとめた。物流分野で5%以上増加したのは、トラックの特別積み合わせ、宅配便、普通倉庫で、減少したのはトラックの一般貨物だった。

JR貨物東海支社発の貨物量は46万7000トンで前年同期に比べて1%増加。このうちコンテナ貨物が22万5000トンで6.6%増、車扱貨物が24万1000トンで3.8%減となった。

トラックは管内の特別積み合わせ8社による輸送トン数が75万6000トンで8.2%増、宅配便(管内7社)は2833万3000個で10.2%増加した。フェリーによるトラック航送台数は9954台で1.8%増。

普通倉庫は入庫高33万4000トン(38.5%増)、月末保管残高55万1000トン(9%増)で回転率は60.3回(2.2回増)となった。冷蔵倉庫は入庫トン数5万5000トン(15.7%増)、月末保管残高7万5000トン(6.3%減)で回転率は72.7回(5.1回増)だった。

港湾運送は輸入トン数406万2000トン(6.3%減)、輸出トン数545万9000トン(1.6%減)、移入トン数55万5000トン(5.4%減)、移出トン数64万9000トン(10.6%増)となった。

中部空港の航空貨物は国際取扱トン数が1万3781トン(0.8%減)。国内取扱トン数は2074トンで16.9%減少した。