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大阪港、16年11月の取扱貨物量3.4%増加

2017年2月28日 (火)

調査・データ大阪市はこのほど、2016年11月の大阪港の港湾統計月報を公表した。総取扱貨物量は711万トン(前年同月比3.4%増)で、このうち外貿貨物は293万トン(0.4%減)、内貿貨物418万トン(6.2%増)となった。

入港隻数は1904隻(2.9%増)、総トン数は892万トン(2.9%増)で、このうち外航フルコンテナ船は283隻で(0.7%増)、内航フェリー船は155隻(1.9%減)。

外貿貨物のうち、輸出は78万トン(2.8%減)となり、完成自動車(19.7%増)や染料・塗料・合成樹脂・その他化学工業品(6.8%増)は増加したものの、タイ、マレーシアの取り扱いが減少した化学薬品(39.8%減)やマレーシア、韓国、アメリカの取り扱いが減少した鋼材(5.6%減)などの減少により2か月連続マイナスとなった。

輸入は215万トン(0.5%増)となり、製材(9.2%減)や鋼材(5.3%減)は減少したものの、中国、韓国、フィリピンの取り扱いが増加した木製品(18%増)や中国の取り扱いが増加した金属製品(7.7%増)、ベトナムの取り扱いが増加した衣服・身廻品・はきもの(1.4%増)などの増加により2か月連続プラス。

外貿コンテナ貨物は、輸出が66万トン(2.8%増)と2か月ぶりの増加、輸入が199万トン(2.3%増)と3か月ぶりの増加となり、月間取扱量は265万トン(2.5%増)。コンテナ個数は輸出が8万TEU(4.1%増)、輸入が9万5000TEU(2.6%増)で月間取扱個数は17万6000TEU(3.3%増)となり、4か月ぶりの増加となった。

内貿貨物は、移出が191万トン(9.3%増)と2か月ぶりの増加、移入が227万トン(3.8%増)と14か月連続の増加となった。

内貿フェリー貨物は273万トン(7.2%増)で11か月連続の増加となり、内航フェリーの乗降人員は7万8000人(14.9%増)だった。