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三菱ふそう、中東バーレーンで中・大型トラック発売

2017年3月1日 (水)

荷主三菱ふそう、中東バーレーンで中・大型トラック発売三菱ふそうトラック・バスは1日、中東のバーレーンでFUSOの新しい中型トラック「FA」「FI」と大型トラック「FJ」「FZ」を発売すると発表した。

バーレーンはペルシャ湾地域に位置する島国で、国名はアラビア語で「2つの海」を意味する。33の島しょで構成され、人口は140万人。国土は90%以上が砂漠地帯で占められているため、トラックの走行には過酷な環境となっている。

主要産業は産油で、水道・ガスなどの公共設備の更新をはじめとするインフラや道路網の整備も継続的に実施され、主要港であるミナサルマン港からは貨物輸送が行われている。

これらのことから、バーレーンでは過酷な走行環境にも耐えられる商用車が求められている。FUSOの新しい中・大型トラックは堅牢で、その要望に応えられるよう設計した。

新型車両は、国内に5つのカスタマーセンターを持ち、商用車ではFUSOブランドを専売とするザヤニ・モータースを通じて販売する。

三菱ふそうトラック・バスは、1994年からザヤニ・モータースと提携し、小型トラック「キャンター」、小型バス「ローザ」を販売しており、FUSOは10年にわたってバーレーンの小型トラック分野でシェア40%を占め、首位の座を維持。2016年は400台販売している。