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荷物預かりのエクボ、店舗と利用者向け保険提供

2017年3月1日 (水)

EC荷物一時預かりシェアリングサービス「ecbocloak」(エクボクローク)を運営するecbo(エクボ、東京都渋谷区)は、東京海上日動火災保険の協力で、同サービスを提供する店舗と利用者が受託者賠償責任保険と事業活動包括保険に加入できる体制を整えた。

保険の加入対象は、エクボクロークに登録して荷物一時預かりサービスを提供する店舗と、荷物を預ける利用者。

荷物預かりのエクボ、店舗と利用者向け保険提供

マッチングプラットフォーム型の事業ではサービス従事者個人の保険契約をサービス提供企業がとりまとめて行い、保険料は従事者個人から徴収するのが一般的だが、サービス従事者個人に保険料の負担をかけることなく荷物を預かることができるよう、同社オリジナルの包括的保険契約を提供することにした。

受託者賠償責任保険は最大20万円まで補償する。事業活動包括保険は、情報漏えいなど同社がネットワークの利用などで第三者に賠償責任を負った場合の保険で、荷物預かり中の事故は通常、店舗の過失となるが、荷物預かりを行う提携店舗の負担を考慮し、同社を契約者、被保険者を同社と「同社と提携し、サービスを提供するすべての店舗」とすることで、荷物預かり中の賠償事故を包括した専用保険を設計した。

例えば、盗難などによりスーツケースなどがすべて被害にあった場合、スーツケース内の日用品も補償の範囲に含まれるが、賠償責任保険となっているため、被害額の認定は時価になる。また、同社規約に基づき対象外となる物などは補償の対象にならない。