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ウェブ型WMS「みえぞう」、無線LANデータコレクタと連携

2017年3月3日 (金)

サービス・商品ウェブ型WMS「みえぞう」、無線LANデータコレクタと連携バーコードリーダー関連機器製造メーカーのアイメックス(東京都大田区)は2日、同社の無線LANタイプテンキー付データコレクタ「BW-220WL」がビッツ(品川区)のウェブ型在庫管理システム「みえぞう」に採用された、と発表した。

みえぞうは、インターネット利用環境下であれば社内社外問わず利用可能な在庫管理システムで、入出庫、在庫移動、棚卸といった一般的な在庫管理機能だけでなく、在庫の変動にかかわる販売管理機能(受注、出荷)や購買管理機能(発注、入荷)を追加し、中堅・中小企業の業務規模に適したサイズのシステムとなっている。

クラウドサービスにも対応しており、初期導入費用を抑えた月額での利用を可能とし、導入しやすくしている。

ビッツは、現場でのバーコードによる実績収集向けにBW-220を採用。高額なハンディターミナルでは対象となるユーザー層の予算に合わないため、低コストで無線LAN通信が可能な端末を探していたところ、「安価でありながら、運用面でも十分に機能を満たす」として採用を決めた。

BW-220はハンディターミナルの機能を絞り、実績収集に特化したことで、従来のハンディターミナルの価格から半分程度まで抑えたテンキー付データコレクタ。これまでバーコードデータや数量などのデータを現場から無線LANでリアルタイムに送受信するには、費用の高いハンディターミナルを使用することがあったが、BW-220により低コストで実現することが可能となった。

また、シンプルな業務に特化したことにより、本体のアプリケーションをプログラム開発することなく、無償の設定ツールを使用してユーザーが自社の仕様に合わせて設定することが可能。

物流倉庫の入出庫検品・棚卸、製造ラインでの工程実績収集・部材投入管理といった低コストで仕組改善を実施したい現場に適している。