NICオート、埼玉県神川町に出荷センター新設

国内自動化装置メーカーのエヌアイシ・オートテックは3日、埼玉県神川町にアルファフレームシステムの出荷センターを新設すると発表した。

需要が増加しているアルファフレームシステムを顧客へすばやく届けるようにするため、出荷センターの新設を決定。この出荷センターは、関東を中心とした東日本の顧客サービス向上だけでなく、海外の顧客ニーズにも対応できる体制を構築するため海上輸送、航空輸送などの利便性を考慮し関東エリアに新設することを決めた。

同社グループは、2016年度から20年度までの5か年を期間とする中長期経営計画で、最終年度に売上高・事業の規模を倍増する計画を立てている。この計画に基づき、連結会計年度を「倍増計画元年」と位置づけ、同社が株式を上場して以来、最大となる大型設備投資を計画した。

その第1弾として昨年8月には海外子会社への増資を実施し、第2弾として立山事業所（富山県立山町）の建設を決定した。今回の関東出荷センターは第3弾となる。

■関東出荷センター概要
名称：アルファフレーム北関東
所在地：埼玉県神川町元阿保309
新設日：2017年6月