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プロロジス、16年の物流施設実質賃料指数を公開

2017年3月6日 (月)

拠点・施設プロロジスは6日、世界主要マーケットでリサーチした実質賃料を示す指標として「プロロジス物流施設賃料インデックス2016」を発表した。

同社のリサーチ部門が15年の実質賃料を調べて指標化したもので、16年の世界の賃料上昇率は前年に比べて平均4%上昇。米国が5%と高い上昇率を示し、世界で最も早いペースの上昇だった。主要湾岸マーケットの伸びが特に著しく、米国内の他のマーケットに比べて1.5%以上の差が見られた。欧州は3%と勢いが増している。

新規契約時のマーケット賃料と既存の契約賃料の差は過去最高。このため、「マーケット賃料の伸びが緩やかになっても、実質賃料は上昇し続けることが見込まれ、物流不動産における利益成長を下支えする」(プロロジス)。

■調査結果全文(英語)
http://prolo.gs/2lY664u.