発火･爆発しにくいハンディのシステム開発が容易に

▲ドルフィン99EXni

サービス・商品物流機器向けのシステム開発を手がけるイーソル（東京都中野区）は9日、発火や爆発しにくさが特徴の産業用ハンディターミナル「ドルフィン99EXni」（ハネウェルインターナショナル製）をサポートすると発表した。

これにより、ドルフィン99EXniでは、イーソルの無線LAN搭載ハンディターミナル用エミュレータ開発支援ツール「イーソル・イムゼン」と、入出庫・棚卸などのバッチ処理型アプリケーションを容易に作成する「イーソル・イムゼンイージー」が利用できることになる。

ドルフィン99EXniは石油コンビナートや化学プラント、ガス発生場所、発電所などで使われることを想定し、産業安全技術協会（TIIS）が実施する発火や爆発しにくさの検定に合格しており、イムゼンイージーがサポートするハンディターミナルとしては初のTIIS国内防爆規格認証ハンディターミナルとなる。

利用者はこのハンディ用のアプリケーションを開発する際、運用方法や現場の環境、必要な機能に合わせてイムゼンかイムゼンイージーを選ぶことができるため、イーソルでは「効率的なソフトウェア開発を実現できる」としている。

■Dolphin99EXniの詳細
http://www.imagers.co.jp/products/99ex.html