ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

物流連、宅配便再配達防止キャンペーンに協力

2017年3月10日 (金)
物流連、宅配便再配達防止キャンペーンに協力
空白

ロジスティクス日本物流団体連合会(物流連)は10日、2016度第2回物流環境対策委員会を尚友会館(千代田区霞が関)で開催したと発表した。

委員会開催に先立ち、環境省地球環境局地球温暖化対策課長の松澤裕氏による「地球温暖化対策のための国民運動『COOL CHOICE』の推進」をテーマとした講演会を開催。

物流連、宅配便再配達防止キャンペーンに協力

▲松澤裕氏(環境省地球環境局地球温暖化対策課長)

講演会では、パリ協定の概要や日本の温室効果ガス排出削減目標などを紹介したほか、「COOL CHOICE」運動の推進について、低炭素物流作業グループで取り組みを検討している宅配便再配達防止のキャンペーンなど物流の低炭素化への対応方針が紹介された。

物流環境対策委員会では、16年度の活動について、第15回グリーン物流パートナーシップ会議、第17回物流環境大賞、モーダルシフト取り組み優良事業者公表・表彰の結果を報告。

また、大規模施設対策等小委員会では、国土交通省主催の「物流を考慮した建築物の設計・運用検討会」が立ち上げられ、物流連も参画していることやガイドライン策定に向けた検討が進んでいることを報告した。さらに環境省が推進する「COOL CHOICE」運動について「低炭素物流作業グループ」へ参画していることを報告した。

17年度も第16回グリーン物流パートナーシップ会議、第18回物流環境大賞、17年度モーダルシフト取り組み優良事業者公表・表彰を例年通りのスケジュールで選定・表彰を行っていくことを提案した。また、大規模施設対策等小委員会については引き続き国土交通省主催の「検討会」の動向に注目していくこと、環境省主催の「低炭素物流作業グループ」も引き続きその参画を通じて、今春予定されている宅配便再配達防止キャンペーンに協力していくことなどを提案し、了承した。

最後に、第18回物流環境大賞の応募状況と今後のスケジュールを説明。次回の委員会は9月に開催を予定している。