ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

upr、台中市・米AI企業と物流AIで共同事業

2017年3月13日 (月)

サービス・商品パレットレンタルのユーピーアール(upr、東京都千代田区)が、台湾の台中市政府と米AI関連ベンチャー企業のImageous(イメージアス、カリフォルニア州)と3者で、(1)IoT分野へのAI適用(2)物流効率化に向けたAI導入の共同検討(3)台中業界向け技術、ビジネス提携の共同検討――を進めることで合意した。

uprは自社で提供するスマートパレット技術、ワールドキーパー、なんモニなどのIoT商材への適用を検討するほか、AIを活用した物流効率化コンサルタント事業の展開を検討する。

台中市政府はupr、イメージアス社とともに共同開発するソリューションを活用し、同市で具体的なビジネス、共同開発プロジェクトの立ち上げを考える。

イメージアス社は、既存のAI技術と比べて容易で低コストにAIを導入できる技術を保有しており、米国、台湾、東京を中心に営業活動を展開、すでに多くの日系企業が同社の技術を採用している。

台中市は人口276万人の台湾第3の都市で、消費人口は台湾全体の25%を占める。第2次、第3次産業が盛んでロボット、電気自動車、航空機産業、自転車、光部品などに関連する企業が多い。台湾政府が推進する「スマートファクトリー」を推進している。