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全ト協、青年部会全国大会に730人参加

2017年3月13日 (月)
全ト協、青年部会全国大会に730人参加
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ロジスティクス全日本トラック協会(全ト協)は10日、青年部会が2月24日に京王プラザホテル(東京都新宿区)で今年度の「全日本トラック協会青年部会全国大会」を開催したと発表した。全国の青年経営者ら730人が参加した。

開会のあいさつに立った山本明徹部会長は、「ヒューマンネットワークを広げることにより、青年部会の活動をさらに活性化させ、業界の発展に繋げたい」と述べた。続いて、全ト協星野良三会長が「課題が山積するトラック運送業界において、若い皆さんの力に期待している」と話した。

さらに、来賓に招かれた自由民主党鈴木馨祐青年局長、国土交通省自動車局加藤進貨物課長は、鈴木青年局長が「若い発想、行動力で運送業界を切り拓いて頂きたい」、加藤貨物課長が「持続可能な物流を実現するため、今後も青年部会とビジョンを共有し、運送業界の課題に取り組んでいきたい」とそれぞれ述べた。

大会では、青年経営者による先進的な事業取り組みに対する顕彰の授与式も実施。今年度の受賞者5者(金賞1者、銀賞1者、銅賞3者)に星野会長から彰状と顕彰金(金賞100万円、銀賞70万円、銅賞50万円)が授与された。

杉山雅洋選考委員長(早稲田大学名誉教授)による講評の後、受賞者を代表し、金賞を受賞した東京都トラック協会足立支部青年部による「足立式ドライバーコンテスト」と、銀賞を受賞した群馬県トラック協会青年部会の「トラマップ群馬」の発表を行った。

また、青年部会の社会貢献活動として、自動車専門課程を持つ高等学校2校への整備実習用トラック寄贈を寄贈したことから、改めて全国自動車教育研究会安部幹也理事からレプリカキーが授与された。青年部会活動報告では、山本部会長が今年度実施した青年部会の活動を報告。

研修では、特定非営利活動法人福岡県就労支援事業者機構の野口義弘理事が講師を努め、「協力雇用主の活動について」をテーマに講演。加えて、日本PMIコンサルティング小坂真弘氏をコーディネーターに迎え「トラック運送業界における人材確保対策について」をテーマにパネルディスカッションを行った。

パネルディスカッションには、パネリストに講演を行った野口氏、三福運輸の五月女奈緒美氏、丹羽商の丹羽悟氏、道前運送の森川公氏が参加し、自社での人材確保対策について意見交換を行った。研修会終了後には、参加者がブロックの枠を超え、交流を深めた。