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NTTグループ5社、災害時の石油供給訓練

2017年3月15日 (水)

荷主日本電信電話(NTT)、東日本電信電話(NTT東日本)、西日本電信電話(NTT西日本)、NTTコミュニケーションズ、NTTドコモの5社は14日、大規模災害が発生したとの想定のもと、政府に対し石油の緊急供給要請を行い、NTTグループの通信サービスを復旧・維持するうえで重要な施設へ石油供給を行う実動訓練を13日と14日にNTTグループの通信ビルで実施したと発表した。

NTTグループは東日本大震災発生時に通信サービスの復旧・維持に必要となる石油調達を、政府を通じて緊急石油供給を受けたが、施設側の貯蔵タンクの注入口とタンクローリー側のホース先端緊結金具の型式が合致しないなどの問題が発生したことを踏まえ、円滑な石油供給が実施できるよう給油情報を共有するため、災害時の重要施設の情報共有に関する覚書を石油連盟と締結している。

訓練では、石油連盟との覚書に基づき整備した施設情報を用いた政府への石油供給要請、石油元売会社からNTTグループの施設に対する石油配送・模擬給油を通じて、石油の緊急要請の一連の業務フローを確認した。

NTTグループ5社、災害時の石油供給訓練01

具体的には、NTTグループで石油の政府要請判断、政府に対する燃料要請、政府内の要請に対する承認、共同オペレーションルームで配送調整・タンクローリー手配、タンクローリー受け入れ、模擬給油――を実施した。