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1月の造船統計速報、貨物船46隻竣工

2017年3月15日 (水)

調査・データ国土交通省が15日公表した1月の造船統計(速報)によると、造船主要54工場の鋼船受注・建造実績は起工13隻(74万4000総トン)、竣工46隻(163万7000総トン)となった。受注はなかった。

竣工船価は1791億円、生産指数は152(前年同月比3.5%増)で、このうち国内船の竣工実績はなかった。

輸出船の竣工実績は合計46隻(163万7000総トン)、生産指数180.8となった。輸出船の内訳は貨物船が37隻で、そのうち、一般貨物船3隻(パナマ、シンガポール向け)、鉱石専用船1隻(マーシャル諸島向け)、ばら積み船14隻(パナマ、香港など向け)、自動車専用船2隻(パナマ向け)、鉱石兼ばら積み船15隻(パナマ、シンガポールなど向け)、その他貨物船1隻(パナマ向け)、木材兼ばら積み船1隻(パナマ向け)だった。

油送船は8隻で、一般油送船1隻(台湾向け)、LPG船1隻(パナマ向け)、化学薬品船5隻(シンガポール、マーシャル諸島など向け)、プロダクトキャリア1隻(パナマ向け)。その他船舶は1隻(フィリピン向け)だった。鋼船修繕実績は94隻で工事金額は81億円。