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外務省、モザンビークの物流円滑化へ資金協力

2017年3月16日 (木)

国際外務省は15日、アフリカ大陸南東部に位置するモザンビークと、物流の円滑化などを目的に34億1900万円を供与限度額とする無償資金協力を行うと発表した。

この協力は、モザンビーク北部のナカラ回廊地域を南北につなぐ国道380号線上の橋梁の整備を行うことにより、同地域の物流円滑化を図るもの。

モザンビーク北部を南北に縦断する国道380号線は、同国の主要幹線道路として位置づけられているが、同路線上にかかる橋梁の多くが仮設であることから、大型車両の通行が困難となっている。また、雨期になると越流により度々通行できなくなることもあり、ナカラ回廊地域における物流のボトルネックとなっている。

同日東京で開催された日・モザンビーク首脳会談の後、安倍晋三内閣総理大臣とフィリッペ・ジャシント・ニュシ・モザンビーク共和国大統領立ち会いのもと、水谷章駐モザンビーク大使とジョゼ・マリア・ダ・シルヴァ・ヴィエイラ・デ・モライス駐日モザンビーク大使との間で34億1900万円を供与限度額とする無償資金協力「カーボデルガード州国道三百八十号橋梁整備計画」に関する書簡の交換が行われた。