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三菱ふそう

インドネシアで「キャンター」が販売台数100万台到達

2017年3月16日 (木)

荷主三菱ふそう、インドネシアでキャンターが販売台数100万台到達三菱ふそうトラック・バスは16日、インドネシアでは「コルトディーゼル」として販売するFUSOの小型トラック「キャンター」が、同国で1975年に発売して以来、累積販売台数100万台を到達したと発表した。

同国での単一市場、単一商用車モデルの100万台達成は、商用車ブランドではFUSOが初めてとなる。コルトディーゼルは、インドネシアでの輸送需要が増え始めた1975年に発売。インドネシア政府はこの頃から自動車産業の促進に着手し、同年には、同車両のインドネシア国内での組み立ても始まった。

三菱ふそうは70年にインドネシア市場に参入し、翌年の車両発売以来、46年にわたり高いシェアを維持し続けてきた。コルトディーゼルはインドネシアの小型トラック分野でシェア55%となり、2016年には小型トラックの販売台数で首位を獲得した。こうした成果は、「FUSOブランドの卸売・販売事業会社であるクラマユダ・ティガベルリアン(KTB)との密接な協力関係により、インドネシア市場に最適な製品をカスタマイズし、きめの細かいカスタマー・サービスを提供することにより実現している」という。

インドネシアはFUSOの最大の輸出市場であることから16年、三菱ふそうは三菱商事、三菱自動車工業、クラマユダ社とKTBの株式保有率を18%から30%に引き上げることで合意。FUSOはインドネシアの商用車市場にさらなる成長の可能性があると考え、今後も注力していく。