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雪国まいたけ、トラック乗務員不足懸念し鉄道輸送へ転換

2017年3月21日 (火)

環境・CSR雪国まいたけは21日、生産拠点から消費地までのトラック輸送を鉄道へシフトしていくと発表した。まずは今月28日に「しめじ」を生産する新潟県南魚沼市の第5バイオセンターから北海道までの輸送を鉄道へ切り替え、輸送状況を見きわめたうえで品目やほかのルートへの拡大を図る。

これまではトラック中心の輸送形態を取っていたが、乗務員不足による輸送コストの上昇、運行管理上の問題から「トラックによる長距離輸送が困難になる」というリスクを重視し、将来的に安定した商品供給を行うため、トラック以外の輸送方法として鉄道コンテナ輸送に注目したという。

鉄道へのシフトは数回にわたる試験輸送を経て、配送商品の品質維持で「十分な結果が得られた」と判断し、まずは積雪などでトラック輸送のリスクが比較的高い北海道への輸送の一部を鉄道コンテナ輸送に切り替えることにした。当面はトラック輸送を併用し、安定供給に配慮する。

モーダルシフト初日の3月28日には、鉄道コンテナの初出荷に伴う出発式を行う。