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野村MF投資法人、柏市の物流施設など4物件取得

2017年3月22日 (水)

拠点・施設野村不動産マスターファンド投資法人は21日、物流施設「ランドポート柏沼南I」を含む4物件を31日付で野村不動産から取得すると発表した。同施設には現在、DHLサプライチェーンとプラスロジスティクスがテナントとして利用している。

併せてオフィスや商業施設(底地)3物件を野村不動産へ譲渡する契約も結んでおり、今回の取引について「ポートフォリオの質的工場を目的とした戦略的資産入替」と説明している。

ランドポート沼南Iは都心から30キロ圏内、常磐自動車道柏ICから12キロ、国道16号線に近い立地で、千葉港など東京湾岸エリアや首都圏の大消費地に接続しやすい上に、工業団地内に立地していることから24時間365日稼働が可能な点が特徴。県内屈指のベッドタウンが近隣に控え、JR常磐線我孫子駅へ専用シャトルバスを運行することで、雇用も広範囲から確保しやすい。

施設は1階の2面にバースを設け、庫内には4基の荷物用エレベーターと8基の垂直搬送機を完備。11メートル×11メートルのグリッド、梁下有効高さ5.5-6.5メートルを採用し、ラック充てん効率を高め、余剰容積を活用した増床で季節波動や入居後の物量増に対応できる設計とした。