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東京税関調べ

成田空港の輸出額37.2%プラス、台湾向け急増

2017年3月23日 (木)

調査・データ東京税関が22日発表した成田空港の2月の貿易概況(速報)によると、輸出は台湾向け半導体など製造装置が大幅に増え、輸出額は9124億7400万円で37.2%増加した。7か月連続のプラス。

台湾向け半導体製造装置が2.1倍増となったほか、中国向けの科学光学機器(39.7%増)、電気回路などの機器(71.3%増)と大幅に増加。

相手国別では、米国が(3%増)、EU(19%増)、アジア(48.6%増)、中国(57.6%増)、ASEAN(40.9%増)と主要国で軒並み増加した。

一方輸入は、9175億3000万円(7%減)で12か月連続でマイナスだった。アイルランドからの医薬品が23.8%減少したほか、米国の原動機(45.5%減)、IC(7.3%減)が減少した。相手国別ではECが20.3%減、米国19.7%減と大幅に落ち込んだ。

輸出が急増し輸入が低調に推移した結果、輸出入収支は50億5500万円の輸入超過となったものの、赤字額が3166億200万円縮小した。