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千葉市、公共施設6か所で宅配ロッカーの実証実験

2017年3月24日 (金)

国内千葉市、宅配ロッカーを公共施設6か所に設置し実証実験千葉市は23日、ヤマト運輸を連携し、オープン型宅配便ロッカー「PUDOステーション」を公共施設へ設置する実証実験を4月5日から実施すると発表した。

ECの急速な拡大の影響などにより取扱量が急増している「宅配サービス」について、不在再配達が増加していることなどを踏まえ、公共施設に宅配便ロッカーを設置することで、市民の利便性の確保・向上を図るとともに、二酸化炭素排出量の抑制、環境負荷の低減を図る。

また、宅配便ロッカーの利用状況のデータ検証やWEBアンケートによる市民の利用ニーズの確認を踏まえ、行政サービスとしての宅配便ロッカー活用の検討を行う。

ロッカーは、緑区役所、美浜区役所、高洲コミュニティセンター、千葉都市モノレール作草部駅、みつわ台駅、都賀駅の6か所に1台ずつ設置。利用時間は千葉都市モノレール作草部駅、みつわ台駅、都賀駅が各設置駅の始発から終電まで、緑区役所、美浜区役所、高洲コミュニティセンターは24時間となっている。

利用方法はヤマト運輸「クロネコメンバーズ」の登録者が不在時の再配達先として当該ロッカーを指定して利用。料金は無料となっている。

千葉市の熊谷俊人市長は自身のツイッターで、「不在再配達が課題となる中、街として住民の利便性向上や事業者の生産性向上に貢献することができるのか、事業者と実証実験の中でニーズを確認し、今後の施策検討にも活かしていきたい」とコメントした。