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共栄タンカー、通期業績予想を下方修正

2017年3月24日 (金)

ロジスティクス共栄タンカーは24日、船費コストが前回予想を上回る見込みとなったこと、固定資産の譲渡益の特別利益計上が翌期に変更となったこと、特別損失(減損損失)が見込まれることなどで、2017年3月期(4-3月期)通期連結業績予想を下方修正すると発表した。

売上高は当初の130億円のまま据え置くが、営業利益を27億円から21億円へ22.2%、経常利益を17億円から16億円へ35.3%、純利益を12億円から7億円へ41.7%それぞれ引き下げる。

同社グループが保有する船舶について、将来の回収可能性を検討した結果、一部の船舶の帳簿価額を回収可能価額まで減額する見込みとなり、特別損失として減損損失を6億5300万円計上する。

また、パナマ籍油槽船「TAIZAN」の譲渡予定時期を2月-3月としていたが、同船の修繕により18年3月期第1四半期に変更となった。これに伴い、17年3月期連結決算の特別利益に計上予定だった譲渡益16億6400万円も同期に変更する。