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阪神国際港湾、阪神港集荷事業の募集開始

2017年3月24日 (金)

国内阪神国際港湾は24日、阪神港で実施する集貨事業の募集を4月3日から7月31日まで行うと発表した。

今年度募集するのは、(1)国際フィーダー利用促進事業(2)海外フィーダー・陸上輸送の貨物誘致事業(3)アジア広域集貨事業(4)新規基幹航路誘致・航路サービス拡充促進事業――の4事業。4月12日以降、各地で説明会を開催する。

国際フィーダー利用促進事業は、東アジア主要港に流れている西日本諸港の海外トランシップ貨物を阪神港へ集積するため、国際フィーダー輸送網の充実を図るもので、内航船社などが対象。

海外フィーダー貨物の貨物誘致事業では、西日本諸港などの海外フィーダー貨物を海上ルートを利用して阪神港へ転換する。対象事業者は外航コンテナ船社、その日本代理店、荷主・代理人(フォワーダー、利用運送事業者など)。

陸上輸送貨物誘致事業は、海外フィーダー貨物をトラック・鉄道による陸上輸送、フェリーによる海上輸送を利用して阪神港へ転換を促すもので、コンテナ貨物の「輸送依頼者」と「輸送事業者」による共同提案とする。

アジア広域事業では、東南アジア-北米間の外貨トランシップ貨物の誘致を図るもので外航コンテナ船社またはその日本代理店、物流事業者などが対象。

新規航路誘致事業では、阪神港に新規寄港するコンテナ船の誘致を図る事業で、外航コンテナ船社と日本代理店が対象。航路サービス拡充促進事業では、寄港しているコンテナ定期航路の投入船舶の大型化など、サービスの拡充を行うことで貨物の集貨を図る外航コンテナ船社、日本代理店が対象となっている。

■4月12日、14日開催(関西)の説明会の詳細
http://hanshinport.co.jp/wp/wp-content/uploads/announcement201704120414shukasetsumeikai.pdf

■4月18日、19日開催(東京)の説明会の詳細
http://hanshinport.co.jp/wp/wp-content/uploads/announcement201704180419shukasetsumeikai.pdf