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1月の主要ドライ貨物動向、石炭輸入3.5%増加

2017年3月27日 (月)

調査・データ日本海事センターは24日、1月の主要ドライバルク貨物の荷動き状況をまとめ、公表した。1月の国内輸入は鉄鉱石が前年同月実績を1.7%下回り、4か月連続で減少、オーストラリアが0.5%減少したほか、ブラジルが13.9%減となった。粗鋼生産は2か月連続の増加。

石炭は3.5%増と5か月連続増加。オーストラリアが3%減少だった一方、インドネシアが14.7%増。原料炭は1.6%減少だったが、燃料炭が10.1%増加

鋼材輸出は0.3%増で、2か月ぶりの増加。タイが3か月連続で増加したほか、ASEAN全体が6か月連続で増えた。中国は3か月連続増だったものの、韓国3か月連続減、米国4か月連続減となった。メキシコは5か月連続の増加。

一方、中国では、鉄鉱石輸入が11.9%増で2か月ぶりの増加。ブラジルは3.1%減だったが、オーストラリアが14.3%増。石炭輸入は63.6%増で6か月連続の増加。インドネシアが26.1%増、オーストラリアが70.4%増。同国発の鋼材輸出量は23.8%減と6か月連続で減少した。