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リソーコ、「品川職場ワクワク自慢グランプリ」で優勝

2017年3月27日 (月)
リソーコ、「品川職場ワクワク自慢グランプリ」で優勝
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ロジスティクス都市開発コンサルティングを手がけるクオル(東京都渋谷区)は27日、品川駅周辺地域を対象としたエリアマネジメント活動の一環として品川シーズンテラス(港区)が、職場の魅力や名物社員、地元への愛着などをアピールしグランプリを決定する「品川職場ワクワク自慢グランプリ」を23日に開催したと発表した。企業代表や地域住民などの審査によってリソーコ(同)がグランプリを受賞した。

品川職場ワクワク自慢グランプリは、品川港南エリアで働く企業社員が職場、社員、地域との交流などの魅力をアピールすることで、品川エリア全体の魅力向上につなげるイベントとして初開催。

1回目となる今回は、品川港南エリアに拠点を置く企業7社が参加してプレゼンテーションを行った。5人の審査員が審査し、リソーコがグランプリを受賞した。

リソーコは、倉庫や物流不動産の企画管理会社として古い倉庫をリノベーションし、クリエイティブなオフィスやスタジオなど新たな空間提供を行っている。今回プレゼンテーションを務めた早崎幸太郎氏は、古い倉庫が新たな機能を持って生まれ変わった事例、本社となる港区芝浦で定期的に開催している社員交流やイベントの様子などの取り組みを説明した。

審査委員長を務めたコクヨの若原強ファニチャー事業本部ワークスタイル研究所所長は、「聞いていてワクワクした。多くの人は休日に勤務地には寄り付きたくないと思っているが、リソーコは社員や地域との交流を持つことでワークとライフが共存していた」と高く評価。

グランプリ受賞後、早崎氏は「品川という場所は運河や昔ながらの資産が豊富にある。これらをリノベーションし新たな機能を加えていくことで、今後も品川を盛り上げていく活動に結び付けていきたい」と話した。

クオルが品川関係者(通勤者、居住者、来訪者、非来訪者)1000人に調査したところ、「品川に魅力を感じるか」の問いに、品川駅通勤者の20%が「魅力的」だと回答、しかし、そのほかの回答者にとって品川は仕事以外で時間を費やすことのない「直行直帰」の街であることがわかった。

一方、品川シーズンテラスで開催しているワーカー・住民交流イベントでの参加者アンケート結果では、イベント参加回数を重ねる毎に品川に対する「愛着」「自慢できる街」「ワクワク心地良い街」の評価が増加傾向にある。

これらの結果から品川シーズンテラスは、地域に根差した企業と住民との関係性が、職場の活性化や社員の定着率向上、さらには品川エリアの魅力向上にもつながると考え、「品川職場ワクワク自慢グランプリ2017」を開催することにした。