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UPS、中国・欧州間鉄道輸送の対象国拡大

2017年3月29日 (水)

ロジスティクスUPSは29日、中国と欧州間の鉄道輸送サービスの対象地域として、新たに6か所を追加したと発表した。利用者にとっては輸送の選択肢が広がることになる。

同社は「UPSプリファード・マルチモーダル輸送サービス」の一部としてフルコンテナ輸送(FCL)と混載輸送(LCL)の両方を提供しており、このサービスを利用することで、従来の航空フレート輸送に比べて最大65%のコスト削減、FCL海上輸送サービスに比べてほぼ40%の時間短縮が可能になるという。

セキュリティや品質レベルの高さも特徴で、鉄道輸送中の閉回路テレビモニタリング、封印管理、アラーム、GPSトラッキングといった機能を提供するホか、サーマルライナー、パレットカバー、ディーゼル駆動リーファーコンテナ(保温)などの温度管理に必要な機能をオプションで用意する。

■新規追加地域
中国:成都、鄭州、重慶、長沙、武漢、蘇州
欧州(国):ハンブルク(ドイツ)、デュースブルク(ドイツ)、ウッチ(ポーランド)、ワルシャワ(ポーランド)