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ダイヤモンド・リアル、物流施設3物件が環境認証取得

2017年3月30日 (木)

認証・表彰三菱商事グループの不動産アセットマネジメント会社ダイヤモンド・リアルティ・マネジメントは30日、同社が資産運用業務を受託しているDREAMプライベートリート投資法人(DPR)保有の物流施設など4物件に対し、CASBEE評価認証機関から建築物の環境性能を評価する「CASBEE不動産評価認証」で、最高位評価「Sランク」をそれぞれ取得したと発表した。

評価を受けたのは、「イオンモール神戸北」「大黒町物流センター」「ロジスティクスパーク野田船形」「神戸みなと倉庫」の4物件。

建築環境総合性能評価システム「CASBEE」は、建築物の環境性能を評価し格付けするもので、省エネルギーや省資源、リサイクル性能など環境負荷低減の側面に加え、景観への配慮なども含めた建築物の環境性能を総合的に評価する。

「CASBEE-不動産」は、CASBEE における建物の環境評価の結果を不動産評価に活用することを目的として開発された評価ツールで、不動産の開発や不動産取引などの関係者が活用することを前提に、不動産評価に関連が強い項目に絞って評価基準が策定されている。

CASBEE-不動産は環境に配慮された建物が不動産価値に与える影響の度合いを測り、「エネルギー・温暖化ガス」「水」「資源利用/安全」「生物多様性/敷地」「屋内環境」という分類でそれぞれ評価項目を点数化する。評価結果は「Sランク」「Aランク」「B+ランク」「Bランク」の4段階で与えられる。

CASBEE-不動産が公開されてから主に事務所用途の建築物が評価の対象だったが、2014年から店舗ビルなども評価することが可能となり、16年11月から新たに評価対象として物流施設も追加された。

今回評価された物流施設3物件は、CASBEE-不動産による物流施設として初めての認証取得となる。