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CRE、埼玉県春日部市で2.2万m2の物流施設開発

2017年3月30日 (木)
CRE、埼玉県春日部市で2.2万m2の物流施設開発
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拠点・施設シーアールイー(CRE、東京都港区)は30日、埼玉県春日部市で物流施設「ロジスクエア春日部」の開発に着手したと発表した。6月に着工し、2018年6月竣工を目指す。

ロジスクエア春日部は1万3662平方メートルの敷地に地上3階建て、延床面積2万2187平方メートル物流施設として開発。ワンフロアが2180坪で、1階のトラックバースを北側・東側の2面に、計26台分のトラック接車バースを設け、複数テナントによる分割使用にも対応が可能となっている。

場内出入口は入口専用、出口専用の計2か所のゲートを設け、敷地内車両動線をワンウェイにすることにより、トラック車両の渋滞や接触事故の防止に配慮した。倉庫内の防火区画壁には断熱性・耐震性に優れ、耐火断熱パネルを採用し、ブレースや間柱をなくすことで保管効率を高める。

各階に2か所のコンベア貫通用床開口を想定した構造設計とし、テナント入居時の各階に跨った縦搬送マテハン設備の設置を可能にする。荷物用エレベーターを4基、垂直搬送機1基を計画し、階層間の上下搬送に伴う時間的なロスを抑え、効率的な入出荷オペレーションを実現させ、さまざまな物流ニーズに対応する汎用性の高い施設計画としている。

開発予定地は、主要幹線道路である国道16号線と国道4号線越谷春日部バイパスから近く、両国道の交差部分である「庄和」インターチェンジから1.8キロに位置。接道する都市計画道路藤塚米島線の全線開通により、国道4号線へのアクセスも向上し、ロケーションに優れる。

開発予定地は市街化調整区域内に立地しているが、春日部市が定めた条例により賃貸用物流施設の開発が可能で、営業倉庫登録も可能。

■開発プロジェクト概要
施設名称:ロジスクエア春日部
所在地:埼玉県春日部市永沼
敷地面積:1万3662.13平方メートル(4132.79坪)
主要用途:倉庫
建物構造:RC+S造
階数:地上3階建て
延床面積:2万2187.34平方メートル(6711.67坪)
着工:2017年6月
竣工:2018年6月