SBSHD･鎌田社長、｢ぶれない軸を持つこと｣

ロジスティクスSBSホールディングスは3日、過去最多となる新入社員74人を迎え入社式を行ったと発表した。鎌田正彦社長のあいさつは次の通り。

■SBSホールディングス・鎌田正彦社長のあいさつ（要約）
今日入社した皆さんが第一線で活躍する20年後、30年後の世界は、AIなどの技術革新によって劇的に変化しているはずだ。新しい環境の中で生き残っていくためには、大きな夢を持ち、自分の中にぶれない軸を持つことが大切。吉田松陰の「夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし、故に夢なき者に成功なし。」という有名な言葉の通り、夢が全てを支える。

皆さんは、これまで試験の出来不出来で評価されてきたが、これからは性別・学歴・年齢・国籍などは一切関係なく、「物事を考える力、新しいものを生み出す力、人を動かす人間力」で評価される。すなわち、さまざまなことに興味を持ち、人と交わり話し、新聞雑誌を読むなどして自分の血肉にしていくことで身につく「心の力」のことだ。この力の優劣が、夢を実現する可能性に大きな影響を及ぼす。

SBSグループは、ことし創業30周年を迎える。会社が30年間続く確率は0.03％、これが50年となればさらに狭き門となる。現状維持が目的になってしまうと、企業は必ず消滅する。SBSグループの未来は皆さんの双肩にかかっている。夢に向かって果敢に挑戦し続けるというSBSグループのDNAを受け継ぎ、多くの夢を実現してほしい。皆さんが「SBSグループで働いてよかった」と思える人生を歩んでほしいと願っている。