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ロジスティクス全日本トラック協会は3日、ドライブレコーダー、アイドリングストップ支援機器、安全装置、衝突被害軽減ブレーキ装置の導入や、睡眠時無呼吸症候群（SAS）スクリーニング検査費に対し助成すると発表した。
ドライブレコーダー導入促進助成事業では、都道府県トラック協会を通じてトラック用のドライブレコーダー機器の導入を助成する。ドライブレコーダーは、簡易型、標準型、運行管理連携型、スマートフォン活用型に分類されているが、全ト協として助成対象とするのは運行管理連携型で、助成額は2万円。
アイドリングストップ支援機器は、トラックドライバーが休憩、荷待ちなどでのエンジン停止時に相当時間連続して使用できる車載用冷暖房用機器。エアヒーター、車載バッテリー式冷房装置の取得価格2分の1以内（上限6万円）を助成する。一部、助成対象としない機器もある。
安全装置は、後方視野確認を支援するバックアイカメラ、側方視野確認を支援するサイドビューカメラ、飲酒運転を防止するアルコールインターロック装置、携帯型アルコール検知器などの装置のことで、車両1台につき対象装置ごとに1万円助成する。
衝突被害軽減ブレーキ装置は、車両総重量3.5トン以上、8トン未満の事業用トラックに同装置を導入した中小企業者を対象に行うもので、助成額は取得価格の4分の1（上限5万円）まで。
SASスクリーニング検査では、検査費用の半額を全ト協が助成。1次検査は1人につき上限500円、2次検査が同2000円で、1次と2次検査を同時に実施する場合は2500円が上限となる。
■ドライブレコーダー導入促進助成事業
http://www.jta.or.jp/yushi_jyosei/jyosei/drive_recorder17.html
■アイドリングストップ支援機器導入促進助成事業
http://www.jta.or.jp/yushi_jyosei/jyosei/idling_stop17.html
■安全装置など導入促進助成事業
http://www.jta.or.jp/yushi_jyosei/jyosei/anzen17.html
■衝突被害軽減ブレーキ装置導入促進助成事業
http://www.jta.or.jp/yushi_jyosei/jyosei/brake17.html
■トラック運転者の「睡眠時無呼吸症候群」（SAS）スクリーニング検査助成事業
http://www.jta.or.jp/rodotaisaku/Sas_jyosei/jyosei29.html
