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東芝機械、ばら積みピッキング自動化向けロボット発売

2017年4月6日 (木)
東芝機械、ばら積みピッキング自動化向けロボット発売
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サービス・商品東芝機械は5日、ばら積みピッキング自動化システムの構築を容易にする新型垂直多関節ロボット「TVM」シリーズの販売を開始した、と発表した。

アーム長と可搬質量が異なる3機種を用意し、主に自動車部品業界の搬送や組立て工程で使用することを想定。豊富なシステム構築支援ツールと組み合わせることで部品組立て、搬送作業の生産性を高める。

新製品はアーム長900ミリ・最大可搬質量20キロの「TVM900」、同1200ミリ・15キロの「TVM1200」、1500ミリ・10キロの「TVM1500」の3機種で、アーム長と可搬質量を拡大しながらも、同シリーズ内で部品を共有し、軽量化設計を取り入れたことで高いコストパフォーマンスを実現したという。主要部品は日本メーカー製。

この製品とオプションのロボット画像認識パッケージ「TSビジョン3D」を組み合わせると、短期間でばら積ピッキング自動化システムを構築することが可能になる。TSビジョン3DにはCADデータ不要の簡単モデル登録、簡単キャリブレーション、箱との衝突防止機能といった便利機能が搭載されている。

また、干渉チェック、軌跡表示、正確なシミュレーションなどの機能を持つロボットプログラム作成支援ツール「TSアシスト」もオプションで提供する。