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支店倉庫廃し大規模拠点へ在庫一元化

オンワード、物流改革でセンコーと協調して拠点集約

2017年4月7日 (金)

ロジスティクスオンワードホールディングスは7日、物流改革や不採算店舗の撤退などを柱とする事業構造改革に伴い、20億8400万円を前2月期決算で特別損失に計上した、と発表した。

このうち物流は倉庫の統廃合、人員再配置、輸送の見直しなど全面的な改革を進めており、今回の特損でも8億5900万円が物流と組織改革に関連するもので、人員再配置に伴って一部退職者も生じたが、「リストラではなく物流効率を高めてコストを抑える戦略に沿ったもの」だと強調している。

同社は昨年4月、物流子会社のアクロストランスポートの全株式をセンコーに売却し、物流業務を同社に委託する形態へと移行。今後は早ければ2018年2月頃、遅くとも18年までに全国の支店が保有・利用している倉庫を廃し、センコーと協力して大規模物流拠点への在庫集約を図る考え。