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日鉄住金物産、中山製鋼所構内へコイルセンター移転

2017年4月10日 (月)

荷主日鉄住金物産は、関西で加工設備・物流基盤の整備が可能な中山製鋼所へNSSBコイルセンター(兵庫県尼崎市)を移転する。2018年12月から生産を開始する。

現在の立地は1972年に操業を開始したもので、建屋の老朽化が進み、操業を継続する上で懸念が増していた。

そこで、大阪市大正区の中山製鋼所本社・船町工場の敷地内であれば既存顧客への接続が良く、新たに加工設備・物流基盤を整備できると判断。日鉄住金物産は中山製鋼所へ8.6%出資しており、中山製鋼所とバース、物流、加工機能の相互活用を進めることで、効率化とサービス品質の向上につながるとして、移転を決めた。

同社は今後も関西でコイルセンターなど加工機能の最適化の検討を継続する考え。