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USM傘下のスーパー3社、物流拠点共同利用を検討

2017年4月11日 (火)

フードマルエツ、カスミ、マックスバリュ関東の3社を傘下に持つ持株会社、ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングスは11日、2017年度を初年度とする中期経営計画を策定した。

同社は15年3月にマルエツ、カスミ、マックスバリュ関東の共同持株会社として設立、3社の融和と相乗効果の創出に取り組んでいる。中計では、(1)事業のインフラ共通化によるシナジーの最大化(2)消費者変化に対応した新しいSMモデル確立への挑戦――を基本方針に掲げ、商品改革、ICT改革、コスト構造改革、物流改革の4分野で重点的に取り組みを進める。

物流改革では、グループとして最適な効率を追求する物流体制の構築を目指し、4分野合わせて最大30億円の定量目標を設定した。既存物流センターの共同利用も検討する。

グループ全体の数値目標としては、最終年度の19年度に売上高7800-8000億円、営業利益200億円、営業利益率2.5%、ROE6%を掲げる。