興伸、千葉の物流拠点で医薬品･化粧品の取扱開始

ロジスティクスTISインテックグループの興伸（東京都江戸川区）は12日、BCP特化型物流拠点「千葉ロジスティクスセンター」内のクリーンルームを活用して、医薬品や医薬部外品、化粧品などの商品の取り扱いを開始するとを発表した。

千葉ロジスティクスセンターでは、600平方メートル超のクリーンルームを持ち、最新エアシャワーや高速シートシャッターによる塵埃や細菌、害虫の混入防止・洗浄、温度・湿度・室内気圧の調整など、徹底した衛生管理を行っている。

環境性能評価システムのLEED認証の中で最高レベルの「LEEDプラチナ」を取得している「GLP八千代」に入居しており、オペレーションコストの削減やBCPの確保、エネルギー効率化による環境負荷の低減などの特徴を持っている。

3月に医薬品製造業、医薬部外品製造業、化粧品製造業、医療機器製造業の許可を取得。これにより、クリーンルームでは従来の食品、食器、幼児向け商材に加え、医薬品や医薬部外品、化粧品などのデリケートな商品の取り扱いが可能となった。

責任技術者として薬剤師資格を持つ専門スタッフを配置し、薬事法に準拠した保管や検査、法定表示ラベル貼付、包装、発送などのトータルアウトソーシングを実現。広さを活かした大量商品の一括保管・発送も対応可能で、顧客ニーズに応じた高品質サービスを提供する。

■「千葉ロジスティクスセンター」概要
開設：2016年1月12日
所在地：千葉県八千代市吉橋1095-1（GLP八千代）
面積：9219.38平方メートル（2793.75坪）