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日立、モノタロウの物流拠点に無人搬送車154台納入

2017年4月12日 (水)
日立、モノタロウの物流拠点に無人搬送車154台納入01
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荷主日立製作所は12日、MonotaRO(モノタロウ)が茨城県笠間市に新設した物流拠点「笠間ディストリビューションセンター」に小型・低床式無人搬送車「Racrew」(ラックル)を154台納入したと発表した。

ラックルは、データアナリティクスのノウハウを活用して分析・シミュレーションを行い、また渋滞の少ない搬送ルートを選択するなど、搬送効率を改善させる機能を持っている。

今回、日立は、モノタロウが新設した笠間DCにラックルを154台納入し、受注から出荷までの時間短縮など効率的な配送システムの確立に貢献する。

モノタロウは、同センターと、2014年7月に稼働を開始した「尼崎ディストリビューションセンター」の2大拠点体制で、合わせて50万点超の在庫保有を計画している。このロボットなどを活用したオペレーションの自動化・省力化を推進し、従来の2倍の生産性向上を実現する。

日立、モノタロウの物流拠点に無人搬送車154台納入

現在は尼崎DCの延床面積1万3000坪と多賀城DCの延床面積2500坪の計1万5500坪体制だが、5月に多賀城DCを閉鎖し、笠間DCと尼崎DCを合わせた計3万坪の2大拠点体制で、最大1500億円の売上規模に対応する。

■「笠間ディストリビューションセンター」概要
所在地:茨城県笠間市平町1877-3
敷地面積:9万400平方メートル
延床面積:5万6200平方メートル
出荷能力:1日あたり最大4万件