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3月の輸出船契約27隻154万トン、船舶輸出組合調べ

2017年4月13日 (木)

調査・データ日本船舶輸出組合は12日、3月の輸出船契約実績を発表した。

一般鋼船の契約は27隻、154万総トンで前年同月と比べて97.5%増加した。内訳は貨物船がコンテナ船5隻、バラ積船がハンディ型4隻、ハンディマックス型7隻、パナマックス型1隻、鉄鉱石運搬船1隻、油送船がVLCC4隻、アフラマックス型2隻、プロダクト船1隻、ケミカル船2隻となった。2016年4月-17年3月分の輸出船受注量は95隻、479万総トン(前年同期比86.2%減)だった。

3月受注分の契約態様は、トン数ベースで円建契約が3.9%、外貨建が96.1%、現金払契約が100%、商社契約が16.8%。16年4月-17年3月分では、円建契約が5.3%、円・外貨ミックスが5.2%、外貨建が89.5%、現金払契約が100%、商社契約が12.5%。

納期別の内訳は、18年度ものが50.6%、19年度ものが36.4%、20年度ものが13%。16年4月-17年3月分では、17年度ものが21.5%、18年度ものが42.3%、19年度ものが26.0%、20年度ものが10.2%となった。

一方、通関実績は3月分が32隻、127万総トン、16年4月-17年3月分が265隻、1088万総トンとなり、この結果、3月末の輸出船手持工事量は528隻、2862万総トンとなった。